参考図書 「生命の科学」と訳されるアーユルヴェーダ。
とかく、オイルやスパイスを使った療法に目を奪われがちですが、その要諦は、自分の心と体に向き合い「自己治癒力」を育む事。誰もが、日常的なセルフケアの手法として活かせるのがアーユルヴェーダの特徴です。
近年、「健康寿命」という言葉が頻繁に使われるようになりましたが、アーユルヴェーダの健康の定義によりますと、単なる健康でなく、幸福感の重要性が教えられています。つまり「健幸寿命」が重要なのです。医療を超えた「生命の科学」だからこその智慧がここあります。
寿命の単なる長さは問題ではなく、「病気をしないで長く生きればよい」というものでなく、幸福な人生を寿命いっぱい生きていることが必要なのです。