ファミリーヨガ ヨガインストラクター養成コース

ファミリーヨガ 操体法講師養成講座
基本操体法
「東京神田ファミリーヨガ主宰 石井三郎氏によるヨガ指導者養成講座」
沖ヨガの創始者、沖正弘導師の直弟子である石井三郎先生による指導者養成講座、名古屋初開催です。
入門編と応用編として、2段階の講座を開催いたします。
この両講座を修了すると、ファミリーヨガで開講している指導者養成講座と同じカリキュラムをすべて受講することができます。
「沖ヨガ」
ヨガを学ぶ人なら誰もが知っている流派です。でも、実際にどんなことを学べるのかは、意外と知られていません。
厳密にいうと、沖ヨガは流派ではありません。
求道(ぐどう)と言い、人間として生きるという事はどういうことか、その生き方を説いたものであり、その生き方のヒントを学ぶ「道」のことを指しています。
この養成講座では、生活にまつわる様々なことを網羅し、「生活ヨガ」として日々で実践してゆけるよう、学んでゆきます。
ヨガは生き方、在り方です。
自分がどう生き、どう在りたいのかを、ぜひこの講座を受講する中で、見つけにきてください。
◎なぜ今、「沖ヨガ」なのか?
10年ほど前、日本に空前のヨガブームが起きました。
アメリカで流行ったヨガの波が日本にも波及し、体をダイナミックに動かすパワーヨガが主流となり、日本各地にヨガスタジオが出来ました。
それから数年たち、「動」のヨガだけでなく、「静」のヨガも見直され、また日本中に普及してゆきました。
パワーヨガ全盛期の頃、よく石井先生が言われていました。
数年経てば、必ず瞑想などの「静」が流行るだろう。
なぜ石井先生はそれが分かったのでしょう。
それは、命はどんな時も、「バランス、調和」だからです。
「動」があるからには、必ず「静」が必要。この両極のエネルギーバランスにより、命の調和が保たれるからです。
じゃあ、沖ヨガは、動のヨガなのか、静のヨガなのか?
それは、その両方、すべてです。
様々な流派のヨガが日本中を席巻した今だからこそ、ブームではなく文化としてこの国に根付いている「沖ヨガ」が見直されています。
ぜひこの機会に、学びの扉を開いてみてください。
◎生命即神
「せいめいそくしん」、と読みます。
生命は、即ち神様なのだという、沖ヨガの様々な教えの中で、一番に大切なものです。
沖ヨガの先生はどの先生も、口癖のように言います。
「あなた自身の命に聴きなさい」
結局、ここが大切なのです。
誰かがこう言っていたからではなく、新聞に書いてあったからではなく、自分はどう感じているのか、自分の体を使って実践してみた結果、どんな変化があったのか、これが大切です。
何事もすべて、自分の実体験でこそ学びと出来るというのが、抽象的でない、すべてが具体的な沖ヨガの手法です。
誰ひとり、この世界の中で同じ人はいません。背の高い人、背の低い人などは見れば分かりますが、生まれつき胃腸が弱い人もいれば、何をどれだけ寝る前に食べても平気な人もいます。
今の世の中、情報は溢れています。何がいいんだろうと迷子になれば、余計苦しむだけです。
「信じるな、疑うな、確かめよ。」
人の言う事、本に書いてある事を、鵜呑みにせず、一方的に疑わず、まずは確かめてみる。
そのための方法が、自分の命に聴くことです。
その、命の声に耳を傾ける方法を学ぶのが、沖ヨガの実践的な学びなのです。
◎無理しない、無駄しない、続けましょう
これは、ファミリーヨガの教室の壁にかかっている額に書かれている言葉です。
ヨガというと、何か難しい専門用語が一般的だと思われがちですが、誰にでも分かってこそ意味があり、すばらしい教えとなります。伝わらない教えでは、意味がありません。
ファミリーヨガでは、初めていらっしゃった方に分からないことは、どこにも書いてありません。
そしてこの、一見簡単で、誰でもできそうなことほど、難しいのです。
無理をしないためには、自分の適度を知る必要があります。「手加減」「絶妙な塩加減」などというように、ちょうどいいというのは、何度も何度も繰り返し練習してこそ、わかってくるものです。
生涯かけて、自分の適度を知り、調節してゆく。強すぎず、弱すぎず、適度な刺激を命に与えてゆく。そうすると、その刺激により、命は活性化し、強くなってゆきます。
無駄しない、も同じくです。無駄をしないためには、ある程度の知識が必要です。そのために、様々な学びがあるのです。ただやみくもに歩いていては、時にただ遠回りとなり、日が暮れてしまいます。ある程度の道順を示した地図をもらい、それを見ながら実践してゆくという事が大切です。
そして、続けましょう。最終的には、これです。
「継続は力なり」。
続けたいと思っても、なかなかうまくいかないものです。今回は絶対に、と思っても、だんだんと疎遠になっていったものは、誰しもあると思います。
今回の講座では、継続してゆくための具体的なヒントも様々に詰まっています。
ヨガのポーズをとるのに、あまりに痛くてはどうしても続かない。ならば体をほぐして、適度にゆるめてからポーズをとればいい。これが、ファミリーヨガ独自のメソッド、「ほぐし動作」です。これも、ヨガを実践し続けるためのアイディアです。
ほぐし動作は、すでにインストラクターとして活躍している方にもとても素晴らしいアイディアだと思います。
体を無理なく、痛くない方向に動かす「操体法」も、この養成講座には含まれています。
ぜひ体験してみてください。
◎石井先生より。
ヨガとは、この世にあるすべてのものと、「バランス、調和、結ぶ」という意味です。
体の「バランス」が、ヨガのポーズと食事法で、心の「調和、結ぶ」は、呼吸法や瞑想です。
温かい、和らぐ、気持ちがよい、楽しい、うれしい、そいいう考え方をして生きるのが「ヨガ的生き方」で、それが、「バランス、調和、結ぶ」です。それが「健康」であり、それが「幸福」です。
幸福に満たされ生きるヒントを、出し惜しみなく皆さんにお伝えし、沖ヨガの学びを後世に伝承してゆきたいと思っています。
合掌
この講座は、2段階にて学ぶコース設定です。
■入門編
ここでは、沖ヨガの基本的な考え方、基本ポーズ、そして自分に合った食事の見つけ方など、生活にすぐ役立つ事を中心にレクチャーをします。
すでに他の流派のヨガを学んでいる方も、学びの中に沖ヨガのメソッドを取り入れる事で、より暮らしに根付くヨガが理解でき、ヨガを実践する幅が広がり、学びがさらに深まるはずです。
「息」「食」「動」「想」「環境」。
ヨガは、調和とバランスです。この5つのバランスを通して、生活ヨガを学んでゆきます。
■応用編
ここでは、入門編で学んだ基本ポーズの応用、それを強化法として使ったり、修正法として使ったりする、様々なバリエーションを学びます。
さらに、「操体法」という、体の痛みを解消し、快適な状態へと導く手法も学びます。
体からのアプローチ、心からのアプローチ、この両側からのアプローチがあってこそ、健全な精神が養われます。
沖ヨガは、いかに生活の中で実践し、自らのものとして得てゆくかが教えの基本になっています。ひとつひとつが具体的で、抽象的なものはありません。
古典的な哲学書には書かれていない、現代の暮らしにあったスタイルのヨガを目指します。
フォローアップ講座
指導員養成講座が終了した後も、定期的にフォローアップ講座を開催します。
フォローアップ講座では、継続的に指導を続けることで、更なるレベルアップをめざします。
実体験で得た、疑問、悩み、相談など、フォローアップ講座でシェアしましょう。
生涯に渡って学べるヨガをお伝えしてゆきます。どなた様も、ぜひご参加ください。
合掌
石井三郎
〈基礎編〉
『講義』
●ヨガとは?
●沖ヨガ十段階
●正しい身体の使い方
●腹の文化、日本
腹を使い暮らす秘訣
●ヨガ的食事法
●断食について
『実技』
●ほぐし動作
●柔軟法
●沖ヨガの基本ポーズ
〈応用編〉
『講義』
●妊娠、出産、育児、自然分娩
●民間療法、自然療法
●症状別お手当法
●操体法
『実技』
●安産体操
●呼吸体操
●症状別ポーズ
(腰痛改善、肩こり解消など)
●基本ポーズの応用
・強化法
・浄化法
・修正法
●卒業テスト

講師 石井三郎 (ファミリーヨガ 代表)
三島の沖ヨガ道場へ入門しヨガを学ぶ。
その後、東京神田にファミリーヨガを開設し、35年以上に渡り指導。
ヨガ講師養成講座
日 時
2015年秋を予定
全日 各10:00~18:00 ※9:00に会場がオープンします。
場 所
Yoga Saraswati 第2スタジオ
名古屋市東区泉2-20-2 大雄ビル2F
地下鉄桜通線「高岳」駅下車 1番出口より 徒歩2分
詳しいアクセス案内ページ
修了証について
修了証を発行します。
講 師
石井三郎&石井久恵 ファミリーヨガ講師陣
修了証について
講座修了者には、修了証を発行します。
受講料
入会金 5,400円(税込)※TT受講の方は不要
受講料 216,000円(税込)
テキスト
テキスト、指定図書があります。 購入が必要な物は開催までにお知らせします。
持ち物
ヨガウェア、ヨガマット、タオル、筆記用具、飲み物、カーディガンやブランケットなどの防寒具
参加要件
生活ヨガを実践したい方。
ヨガ指導員を目指されている方。
ヨガ指導員を職業にされていて、さらに深い知識や技術を習得されたい方。
キャンセルについて
開催日1ヶ月以内…受講料の50%
開催日前日・当日…受講料の100%
のキャンセル費が発生いたしますのでご注意ください。
振替クラスについて
東京神田のファミリーヨガでは、随時養成講座を行なっております。
欠席された同じ内容のクラスを、神田で受講することが可能です。